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AIでガクチカ作成はバレる?生成AI活用術

AIでガクチカ作成はバレる?生成AI活用術とプロ推奨プロンプト

【この記事の結論】

  • 生成AIを下書きやアイデア出しに使うのは大賛成
  • ただしそのままコピペは高確率でバレる・評価されない
  • AIを「優秀な壁打ち相手(アシスタント)」として使いこなすのが正解
中島祥互
Author

中島祥互

2007年キャリアデザインセンター入社。求人広告を中心とした中途採用コンサルティング営業職を経験後、大手企業専任チームへ異動。その後就職支援ビジネスを立ち上げ、コンサルティング営業職のみならず営業企画などに従事し約200社の企業を担当。現在は、就職支援ビジネスの責任者として、営業・マネジメント・部門全体の戦略策定・学生向けのセミナー講師などを担当。

【プロが解説】そのままコピペした「AIガクチカ」がバレる3つの理由

採用担当者は、何千、何万というESを読んでいます。AIが生成した文章をそのまま出すと、驚くほどすぐに「違和感」として伝わります。なぜバレるのか、その正体は以下の3点です。

比較項目 AIが生成した文章 評価される文章(人間)
具体性 抽象的な美辞麗句が多く、行動の詳細が見えない 自分の言葉で、具体的な行動と成果が綴られている
感情の動き 事実の羅列になりがち。「なぜ行動したか」が不明 葛藤やモチベーションの変化など、人間味が伝わる
企業適合 「正解」に近いが、企業への熱意が紐づいていない その企業だからこその志望動機と一貫性がある

NG:AIがそのまま出力した文章(コピペ)

「私はカフェのアルバイトで新人教育の効率化に注力し、店舗の売上向上に貢献しました。コミュニケーションを円滑に図るため、独自のマニュアルを作成し指導を行いました。結果として新人の定着率が向上し、チームワークが強化されました。この課題解決力を貴社の営業職でも活かしたいと確信しております。」

× 人事のホンネ:「立派だけど、具体的な行動や苦労が一切見えない。誰が書いても同じになるテンプレ文章だな……」

OK:自分の言葉でブラッシュアップした文章

「カフェのアルバイトで新人教育を担当しました。当初、新人がすぐに辞めてしまう状況に悔しさを感じ、原因は『忙しさによるコミュニケーション不足』だと考えました。そこで、シフト前後の5分間を使って自ら新人に声をかけ、業務の不安を聞き出す時間を設けました。また、自分が新人時代につまずいたポイントをまとめた手書きのメモを渡すようにしました。結果、新人が定着しやすくなり……」

〇 人事のホンネ:「当時の悔しさや、手書きのメモといった泥臭い工夫から人柄が伝わってくる。自社の現場でも頑張ってくれそうだ」

【実践】生成AIで「自分らしい」自己PRを作る5つのステップ

AIを使いながらも、評価されるESに仕上げるための黄金の手順です。AIへの指示(プロンプト)は、プロが実際に使用している「本気の型」を用意しました。具体的な作業イメージと共に解説します。

1

経験を箇条書きで洗い出す

まずは自分のスマホのメモ帳などに、事実だけを羅列してください。「綺麗な文章」にする作業は後でAIに丸投げできるので、文章力は一切不要です。あなただけの具体的な事実を与えることが、AIにありきたりなテンプレ文章を作らせないためのコツです。

あなたの作業

例:カフェのバイト、新人教育担当、新人がすぐ辞めちゃうから困った、シフト前5分会話した、手書きメモ渡した、定着率上がった

得られる結果

AIがオリジナルの文章を作るための「材料(事実ベースの素材リスト)」

2

AIを「面接官」にして壁打ちし、深掘りする

洗い出したメモを元に、AIに質問させます。以下のプロンプトを使うと、AIが面接官になりきり、あなたの中に眠る「泥臭い感情」や「工夫の背景」を強力に引き出してくれます。

▼ コピーして生成AI等に入力

# 命令書 あなたは、学生の隠れた魅力を引き出すプロのキャリアアドバイザー兼、企業の採用面接官です。 以下の【私の経験メモ】をもとに、このエピソードを深掘りするための「鋭い質問」を投げかけてください。 # 質問の目的 1. その行動を起こした「本当の動機・感情」を引き出すこと 2. 最も苦労した点と、それをどう乗り越えたかの「具体策」を引き出すこと 3. その経験から得た「仕事で活きる学び」を引き出すこと # 制約事項 ・一度に複数の質問を投げず、必ず「1つずつ」対話形式で質問してください。 ・私が答えたら、内容を深掘りするフィードバックを行った上で、次の質問をしてください。 【私の経験メモ】 [ここにステップ1の箇条書きメモを入力]

あなたの作業

プロンプトを入力し、AIからの「なぜ新人が辞めてしまうと感じたのですか?」等の質問にチャット形式で答えていく。

得られる結果

面接官を納得させるレベルの「動機・困難・学び」が言語化された深いエピソード素材

3

プロンプトで「構成案」を作成する

壁打ちが終わったら、同じチャットスレッド内で以下のプロンプトを実行し、STAR法(状況・課題・行動・結果)に基づいたESの土台を作らせます。

▼ 壁打ち完了後、同じチャットに入力

# 命令書 あなたは新卒採用の書類選考を行う熟練の人事担当者です。 ここまでの対話(壁打ち)の内容をもとに、[企業名]に提出する[自己PR / ガクチカ]を作成してください。 # 構成条件(STAR法+学び) 以下の構成要素を必ず含め、論理的かつ滑らかに繋げてください。 1. 結論(私の強みは〇〇です) 2. Situation(どのような状況・課題があったか) 3. Task(なぜその課題を解決しようと思ったのか、当時の感情やモチベーション) 4. Action(具体的にどんな工夫や泥臭い行動をしたか) 5. Result(どのような定量的・定性的な成果が出たか) 6. 学び・結び(この経験から何を学び、貴社でどう活かすか) # 出力制約 ・文字数は [400] 文字程度(±80文字以内)。 ・「~と確信しております」「~と自負しております」「コミュニケーション能力」などの使い古された抽象的な就活ワードは使用禁止。 ・学生らしい、等身大で誠実なトーン&マナーにすること。 ・私の「苦労」や「泥臭い工夫」の部分を最も強調すること。

あなたの作業

上記プロンプトの [企業名] 等の変数を埋めて送信する。

得られる結果

論理破綻のない、指定文字数に収まった「ESの下書き(ベースライン)」

4

「感情と苦労」を自分の言葉で書き換える

ここからが人間の出番です。AIの回答は綺麗すぎることが多いので、あなたにしか語れない「泥臭い努力」や「不格好な感情」を手作業で追記します。

あなたの作業

AIの文章の一部を自分の生々しい言葉(例:「最初は面倒だと思いましたが…」「マニュアルだけでは人は動かないと痛感し…」)に書き換える。

得られる結果

「AI感」が消え、人間味と説得力が宿った本番用の自己PR

5

最終チェック(誤字・整合性)

最後に、自分で書き換えたことによって論理的な矛盾が生じていないか、誤字脱字がないかをAIに再度確認させて(「以下の文章を添削して」と投げる)完成です。

「AI感」を消すための最終チェックリスト

  • 「~に注力してまいりました」等のAI特有の不自然な接続詞・言い回しを削ったか?
  • 客観的に成果を見せるため「数字」を使って表現できているか?
  • そのエピソードは、面接で深く聞かれても自分の言葉で熱量を持って話せるか?

まとめ:AIは「最強のアシスタント」である

「ESが一行も書けない」「AIを使うのが不安」という焦りは、多くの就活生が抱えるものです。ゼロから文章を組み立てるのは、プロにとってもエネルギーのいる作業です。

しかし、AIを正しく使いこなせば、それはあなたの思考を整理し、隠れた強みを引き出す強力な武器になります。AIは決してあなたの代わりを務める「代筆屋」ではありません。あなたの可能性を広げる「最強のアシスタント」として味方につけ、自分らしい言葉で内定を勝ち取りましょう。

AIを使って納得のいくベースができたら、最後はぜひ「人(プロ)」の目を通してください。企業の社風に刺さるかどうか、面接官がどう受け取るか。その最終判断こそが、私たちの得意領域です。


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